淡水魚を混泳させてみよう!

アクアリウム

 この記事はどの魚を混泳させれば良いか分からない人に書きました。淡水魚を混泳させると水槽内の華やかさが一気に増します。まるで家の中に小さな水族館があるような気分になります。ぜひ、私と一緒に水族館を作ってみましょう。

混泳とは

 種類が違う魚を同じ水槽で一緒に飼う事です。しかし、サメがイワシを食べるように魚達には食物連鎖があります。そのため、魚同士の相性が悪いと魚が死んでしまうという悲劇が起こってしまいます。下記に書かれている条件を守りながら理想の混泳水槽を作っていきましょう。

混泳しやすい魚

 魚にも人間と同じように気性が荒かったり、穏やかだったりします。混泳しやすい魚を知っておくと、より理想のアクアリウムに近づけると思います。

混泳しやすい魚の表

価格温厚飼いやすさレア度お勧め度
ドジョウ★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆★★★★★
ツチフキ(コイ科 底生種)★★☆☆☆★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★☆
金魚、フナ★★★★☆★★★★☆★★★★★★☆☆☆☆★★★★☆
メダカ★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆★★★★☆
コイ(コイ科 遊泳種)★★★★☆★★★☆☆★★★★☆★★★☆☆★★☆☆☆

1,ドジョウ

 ドジョウは温厚な魚で、底層を泳ぐ魚です。更に水槽の底に溜まった餌の食べかすを食べてくれるので、水槽の水質維持もしてくれす優れものです。基本的にどの魚とも相性が良く、水質の変化にも強く飼いやすいので、すごくお勧めです。

2,ツチフキ(コイ科 底生種)

 ドジョウ同様に温厚かつ底層を泳ぐ魚で、餌の食べかすを食べてくれます。ドジョウはぷにぷにした表面を持っていますが、ツチフキは硬い鱗で覆われています。そのため、多少気性の荒い魚とも混泳することができます。大きな水槽をお持ちの方は一周り大きいカマツカという魚もお勧めです。個人的な話になりますが、餌を食べるときの動きが滅茶苦茶可愛いです。是非飼ってみてください。

3,金魚、フナ

 中層を泳ぐ魚でとても温厚です。水質の変化にも強く初心者にお勧めできます。飼い続けると体長がかなり大きくなるので大きな水槽を用意してください。

※種類によって大きく変わります。

4,メダカ

 日本人なら誰でも知っている魚ですね。温厚なのは想像がつくと思います。メダカと聞くと黄色又は白色の地味な魚を想像する人が多いですが、近年では「オロチ」「幹之(みゆき)」「楊貴妃」などの綺麗な品種が多く水槽に入れると一層華やかにしてくれますよ。

5,コイ(コイ科 遊泳種)

 物凄い頑丈な魚で、他の魚に虐められることはまずありません。しかし、かなり体長が大きくなる魚でもあり、数が多いと水質が悪くなるのでそこは気を付けなければいけません。

混泳しにくい魚

・ハゼ

・カジカ

・ナマズ

 どれも気性が荒く、縄張りを持つので混泳させることは難しい。

ポイントを意識すれば誰でも混泳できる

1,水温、水質が同じような環境を好む種類

2,体長が同じくらいのサイズ

3,温厚な魚を選ぶ

4,魚の泳ぐ層を同じにさせない(例:メダカとドジョウ)

この四つを意識すれば誰でも混泳水槽を作れる!

終わりに

 混泳をさせると水槽の華やかさは一気に増します。初めは苦戦するかもしれませんが、初めは誰でも失敗します(そう私もタナゴとハゼを一緒の水槽に入れてしまったりしていました。←悪い例)。ぜひ根気強くやってみてください。

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