淡水魚・熱帯魚のトリートメンと方法を徹底解説

アクアリウム

 今回は魚を末永く飼うためには必須の魚のトリートメントの方法を解説していきます。魚をストレスなく水槽に入れたい方はぜひこちらの記事を読んでくれると幸いです。

トリートメントとは

 トリートメントとは魚を健康な状態で水槽に入れるための処置です。主に水合わせの前にします。トリートメントには以下のような効果があります。

・新しい生育環境に魚を慣らす

・連れて帰った魚を休ませる

・連れて帰った魚が病原体や寄生虫を持っていた場合にすでに飼っている魚に移させないため

トリートメントの仕方

 ではトリートメントの仕方を早速解説していきましょう。

1,水道水をカルキ(塩素)抜きする。

 日本の水道水は基本的に消毒のためのカルキが入っていますが、これは魚にとっては毒です。そのため魚を入れる水は必ずカルキ抜きをしなければなりません。

カルキ抜きの手順

1,必要な水をバケツに汲み置く。

2,市販のカルキ抜きを入れる。または、半日置いといて自然にカルキを抜く。

2,塩水を作る

 カルキ抜きした水をトリートメントを行う容器に移し、塩水を作ります。濃度は0,5%ですので、1リットルにつき、5gの塩を入れましょう。

3,新しい水に慣らす

 連れて帰った魚を塩水に放す前に袋ごとに水に浮かべて温度差をなくします。その後に塩水を少しずつ袋に入れます。いわゆる水合わせをします。そして金魚を放します。

4,毎日、観察をする

 魚の様子を毎日観察します。水が汚れていたり、魚が水面で口をパクパクしているのであれば、新しい水に換えましょう。これらを計二週間ほど続け、異常がない場合は水合わせをし、水槽に入れてあげましょう。

トリートメント中の世話の仕方

 トリートメント中は慣れない環境のせいで消化不良を引き起こしやすいです。そのため、トリートメントを始めた3日間は餌を与えず魚の胃腸を水に慣らします。その後に餌を与えるようにして下さい。

終わりに

 トリートメントをすることで魚を安全に飼うことができます。かわいい魚のためにも是非挑戦してみてください。

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